中小企業退職金共済制度でのサポート


退職金支払い規定の無い中小企業の場合、労働者に退職金が支払われる制度として、中小企業退職金制度という国の制度があります。

この中小企業退職金制度(中退共)は、中小企業退職金共済法に基づき設けられた中小企業のための制度で、特徴は以下に挙げるものなどがあります。
  1. 法律で定められた社外積立型の制度

  2. 退職金は企業を通さず直接労働者の口座へ振り込み

  3. 退職金受け取り方法の選択が可能(一時払い、全部または一部分割など)

  4. 加入企業間の転職は加入期間の通算が可能

企業が中退共と契約を締結し、毎月の掛け金を企業が支払うことにより、労働者の退職時に直接支払われる仕組みになっています。

中退共には、国による一定期間と額の補助があり、企業が加入しやすいよう措置をとっていますが、加入の強制力はなく、企業が掛け金を支払う体力がある場合はいいのですが、中小企業全般的にはなかなか財政状況が厳しく、加入に消極的な姿勢や困難な企業もあるようです。
(中退共公表:平成19年4月末の加入状況は、加入企業382,112、加入労働者2,870,698人)

中退共の退職金の構成は、基本退職金付加退職金で構成されています。
基本退職金は月額掛金と納付月数に応じ、予定運用利回りを1%として定められた額です。
付加退職金は運用利回りが予定利回りを上回った場合に基本退職金に上積みするものです。


posted by 労働基準法 at 18:16 | 退職と休職
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。